外壁塗装工事中はずっと在宅すべきか?

10年前後にになると行う外壁の塗装工事。

めったに行う事が無い工事のため、工事のことについてわからないことが多い方も多いと思います。

その中の一つの疑問として、外壁塗装工事中に在宅が必要なのかどうかなのについてです。

ここでは、工事中に在宅が必要な事柄についてご紹介します。

外壁塗装中の在宅について

基本的は、工事中に在宅している必要はありません。

しっかりと、施錠を行い、窓を閉めておけば、外出していても問題はありません。

ですが、工事の責任者には、外出する旨を伝えておいた方が何かあったときにはよいでしょう。

何かある場合とは?

仮設足場設置

まず、初日の仮設足場設置の際に、車の移動や物の移動が必要になった場合です。

あらかじめ打ち合わせを行っておきますが、当日になって移動が必要なケースもでてきます。

在宅であれば、問題ありませんが、そのような場合には確認の連絡くることがあります。

高圧洗浄

こちらも、しっかりと窓を閉めていた場合には問題ありませんが、空いてしまっていると水が中に入ってしまうため、作業が出来なくなってしまいます。

また、賃貸物件などでは、水道が使えなかったりすると、工事が出来ませんので注意が必要です。

色決め

外壁塗装を行う際に、色決めを行います。

あらかじめ色が決まっていれば問題ありませんが、ただ色が決まっていても実際に塗装を行うとイメージと違ってしまった場合に早い段階で施工業者に伝えないと後戻りができません。

すべて完了してから、色の変更をお願いすると追加費用が塗装費用分だけ倍近くとなりますので注意が必要です。

追加工事

外壁塗装を行っていると、思わぬ工事が追加で発生することがあります。

塗装を行う下地が腐食しているケースもあるので、そういった場合には下地の交換や補修を行っていく必要がりますので、打ち合わせが必要となります。

実際に追加工事が必要な箇所を確認しながら、料金も確認しなければいけませんので、その際には在宅している必要があるでしょう。

まとめ

外壁塗装工事中は、基本的には在宅している必要はありません。

ですが、ポイントポイントで打ち合わせがある場合には、在宅が必要なケースもあります。

施工業者と時間を設定して立ち会う必要があるでしょう。

それを除けば、外仕事ですので、施工店に任せてしまって問題ないでしょう。

屋根塗装の相場を知ろう

屋根塗装の相場は、屋根面積1㎡毎に単価として決まっています。

どの塗料を使うのかにもよりますが、一先ず最もメジャーなシリコン系塗料を使った場合を例にして見てみましょう。

屋根塗装工事の費用相場

足場の費用

最初に必要になるのが足場と養生代です。

通常はこれらの費用は一体化して計算するため、実質足場代だけを見ておけば問題ありません。

その足場には1㎡当たりで700円ほどが掛かります。その次に高圧洗浄で200円、そして電動工具を使ったケレンで500円が同じ面積当たりで相場となっています。

塗装費用

塗装に関しては下塗りに1㎡で500円、中塗りと上塗りに1800円です。

基本的には3重にして塗装を行いますが、中塗りと上塗りではそれぞれ2回塗りをしますので、高い相場が設定されていることを覚えておきましょう。

ここの数字は、使用する塗料次第でいくらでも変わります。

仕上がりのイメージで決めるのか、費用で決めるのかなど、見積もりを出してもらう前に決めておくとスムーズです。

総合計

以上の相場を基に計算をすると、およそ60㎡の屋根で22万円ほどとなります。

80㎡の屋根なら30万円くらい、スレート屋根とトタン屋根でも相場は変わりますがあまり大きな変化にはなりません。

以上のことから、業者への依頼の際にはこれくらいの数字を基準に安いか高いかを判断することがおすすめです。

費用に関する注意点

もし一見安そうに見えても保証や保険に入っていなかったり、施工実績が乏しい業者もいます。

信頼できる業者とは必ずしも費用だけで決まるわけではないので、目先の安さに囚われないよう気を付けてください。

また屋根塗装の専門業者を選ぶようにすると、ハウスメーカーやリフォーム会社よりは安く済む可能性が高いです。

ハウスメーカーなどは足場や塗装を外部に発注する場合が多く、その点で手間とお金が余計に掛かります。

実際にこれらの会社は相場を高めに設定しているので、余程お得なキャンペーンなどでもない限りは出費の面で優位性はないと思っていいでしょう。

是非参考にしてみてください。

外壁塗装と外壁リフォームの費用の相場は

住宅の外観を美しくし、耐久性を向上させることで住宅の寿命も延ばすことにも繋がるのが外壁のリフォームです。

直射日光や雨風、季節による大きな気温の変化などの過酷な環境下にある外壁は、築年数が経過するとともに劣化が進んでいきますので、定期的にリフォームを実施することが望ましいものです。

一般的に外壁のリフォームには外壁塗装や張り替え、重ね張りという方法がありますので、それぞれの費用をチェックしてどのリフォーム方法を選択すればよいのかを十分に検討していきましょう。

外壁塗装、外壁リフォームの費用相場

塗装リフォーム

費用の面から最もリーズナブルに実施できるリフォームが、外壁塗装です。

いわゆる「塗り替え」であり、基本的なリフォーム方法として知られている方法です。

外壁塗装は、使用する塗料の種類や塗る面積によってかかる費用が増減しますが、通常のサイズの住宅であればおよそ80万円から120万円前後が相場価格と言えます。

断熱性の高い塗料などの省エネ効果のある材料を使用した場合には、地方自治体からの補助金を受けられる場合もありますので、あらかじめチェックしておくことをお勧めします。

サイディングリフォーム費用

サイディングの張替えや重ね張りのリフォームの場合には、外壁塗装よりもやや費用が高くなる傾向にあります。

近年人気が上昇している重ね張りの工法では、一般的なサイズの住宅の場合で150万円から200万円前後を見込んでおくと良いでしょう。

外壁塗装と比較すると費用がアップしますが、断熱性や遮音性が大きく向上すること、耐久性に優れていることなどから選択する人が多い方法です。

最後に

年数が経過するとともに劣化は避けて通ることができませんので、適切なリフォームを実施して快適な住宅環境を維持することが重要です。

納得のできる工事とするためにも、事前の情報の確認は欠かすことのできない作業と言えるでしょう。

外壁塗装などに関して多くの情報をチェックできる専門のウェブサイトへアクセスし、参考にすることがおすすめです。

リフォームで外壁塗装を行う際は悪徳業者に注意

マイホームの老朽化などを理由に、外壁塗装を検討している方はいないでしょうか。

そんな時にタイミング良くリフォームの話しを持ちかけてくる業者には、慎重に対応することをおすすめします。

その中には悪徳業者と言えるところが話しを持ちかけている可能性があるからです。

悪徳業者にはいくつかの傾向があり、見分けるためのポイントが存在しますのでご紹介していきます。

無料診断点検

まず、突然訪問してきて、問題点を指摘し不安をあおり、無料だと言って詳しい診断や点検を始めるようなら要注意です。

しかも、このような業者に限って、契約の即決を迫ってくる傾向があります。

良い業者は検討までしっかりと時間を設け、その間にも納得できるまで説明をしてくれるものです。

外壁塗装は安いものではないので、よく検討してから決めたいのは当然だと言えます。

大幅な値引き

大幅な値引きをしてくる業者も気をつけた方が良いです。適切な材料を使用し、専門的な知識や技術を有する職人さんを手配して、外壁塗装を行うとなかなか大幅な値引きは出来ないものです。

それを可能とするのであれば、材料の質を下げたり、適切な人材配置が行われないなどの可能性が考えられます。

着工までの時間が短い

さらに、工事に着手するまでの時間があまりにも短い場合も注意が必要です。

通常、材料や人員の手配に時間がかかるものですが、それが極端に短いのはクーリングオフさせないためかもしれません。

このような悪徳業者と契約しないための対処方法としては、訪問販売してくるような業者は基本的には無視することをおすすめします。

足場代無料

足場代無料や過度な値引きを強調するような業者も気をつけた方が良いです。

最近ではインターネットでいろいろと調べられますので、契約する前にその業者について検索してみることも大切です。

適切な価格で外壁塗装を行うには、一社だけでなく、複数社に見積りをもらいよく比較検討することが基本だと言えます。

複数社とやり取りをしていると、各社の良い点や悪い点が自ずと見えてくるものです。

外壁塗装工事のメンテナンス時期について

よく一般的な外壁塗装のメンテナンス時期について築8年目~築10年目という

お話を聞いたことがあると思います。

予算の問題で築15年目持たせたいという方もいらっしゃると思います。

築10年前後なんて、あっという間なのでまだまだローンも残っているし

そんなに早く工事を行っていたら大変に感じると思います。

ではなぜ築8年目~築10年目に外壁塗装工事を行うのかご説明します。

築8年目~築10年目は塗装がおススメな時期??

一般的な外壁塗装の時期で築8年目~築10年目というのは、

この位の年数に塗装を行っていくと、先々のお家の寿命が

長持ちしやすい時期であり「絶対にやらなくてはいけない!!」

という時期ではありません。

おススメではある時期ですが、その時のご予算の都合によって

先延ばしにしても良いと思います。

なぜ、築8年目~築10年目がおススメか??

お家を建てた時には、外壁材に対して、木部鉄部に対して

塗料がついております。

実は、その塗料の劣化が始まってくるのが、

築8年目以降なのです。

塗料(塗膜)の劣化が進行すると、

外壁材の防水機能が切れて、雨水を吸い込み始めます。

雨水を吸収し続けると、外壁材のひび割れ、剥離などの進行

また、内部の透湿シートを傷める原因になるからです。

結局、塗装というのは悪くなったものを直してくれる役目は無く

これ以上悪くならない様にするために行うものなので

出来る限り劣化が進行していない、

劣化し始めた時期に塗装を行ってあげることが最適なのです。

築何年目まで塗装しなくて大丈夫??

築8年目~築10年目に塗装できなかった場合は、

いつまでに塗装を行っていけば良いのかは、

環境や外壁材の種類による為、はっきりとは言えませんが、

築15年目くらいまでには、塗装を行った方が良いと思います。

防水機能が切れた状態で、5年~7年以上もそのままでは、

外壁材も限界がきてしまいます。

ひび割れの大きさが大きくなり、そこから雨漏りを起こしたり

外壁材がボロボロと剥がれてくることもあります。

無塗装で築20年前後以上になると、上記の可能性が高くなります。

そうなってしまうと、外壁の躯体(木材)が腐ったり、

シロアリの発生・塗装が出来ない状態となります。

その分、塗装以外の大きな大工工事や板金工事が必要となり

大きな工事へ発展してしまいます。

その為、築15年位には塗装を行っていく事が必要です。

まとめ

外壁塗装工事は、大きな費用がかかり

なかなか手を付けられない方が多い工事です。

ですが、なぜ外壁塗装工事が必要なのかを

しっかりと理解して、費用を計画的に貯蓄すれば

築15年目くらいまでには、工事を行っていくことが

できると思います。

外壁塗装は、先々のランニングコストも抑えてお家を長持ちさせます。

外壁をしっかり塗装して、お家を守っていきましょう。

屋根塗装工事がおススメできない場合の事例

一般的な屋根のリフォーム工事の選択肢としては

屋根塗装工事が一般的かと思います。

ですが、中には屋根材の劣化状況によって塗装工事が出来ない場合もあります。

出来ない場合というのは、塗装をしてもすぐに剥離をおこしてしまい

塗装工事が無駄になってしまうのでおススメ出来ない場合があるという事です。

塗装工事が出来ない場合というのはどういったものなのかご説明いたします。

塗装工事が出来ない場合

1、築30年以上で3回目の塗装

スレート屋根材には、塗装で寿命を延ばすことはできても

必ず材料自体の限界がきます。

塗装をすることにより材料が塗膜で保護されて、水の侵入を防ぐ事ぎ

長持ちはしますが、古くなると割れたり、何度も塗装をすると

新しい塗膜がのらずに、剥離が起きやすくなります。

塗装3回以上の屋根材や築30年以上の屋根では塗装ではなく

(ノーメンテナンスでは築20年目が時期となります。)

屋根リフォーム(カバー、葺き替え)がおススメです。

2、旧クボタのノンアスベスト屋根材

昔の化粧スレートには、アスベストが含まれていました。

アスベストが含まれていたほうが、丈夫で長持ちしますが、

アスベスト含有の材料は禁止され、使用できなくなりました。

そのため、アスベストが含まれていない材料が生産され始めましたが

当初は、技術が乏しくアスベストが含まれない化粧スレート材は

欠陥品が多く出回ってしまい、築10年をすぎてくると

表面がボロボロと剥がれはじめて、割れたり欠けて

雨漏りの原因になってしまう事が多発しました。

その屋根材が使用されていたら要注意です。

塗装をしてもすぐに剥離を起こして、10年持たない可能性が高いです。

もし屋根の点検を行って、旧クボタの材料、同じような現象が起きていたら

屋根リフォーム(カバー、葺き替え)をおススメ致します。

屋根材の判断はプロが見ればわかります。

3、雨漏りしている場合

よく、雨漏りしているお宅で塗装工事をすれば防水効果があり

雨漏りが止まるというお考えの方が多いです。

ですが、その考えは間違いで塗装しても雨漏りは止まりません。

もちろん原因によりますが、ほとんどの場合は

どこかに隙間が生じて、防水シートの劣化により雨漏りを起こしているため

塗装では、隙間を埋めきれません。

逆に、雨漏りが悪化することもあります。

もし、雨漏りで屋根塗装をお考えであれば、

間違いなく屋根リフォーム(カバー、葺き替え)をおススメします。

まとめ

屋根塗装工事は、屋根材が劣化するスピードを和らげてくれる役目を持って

いますが、悪くなった屋根材、古くなった屋根材、雨漏りした屋根材には

塗装では間に合いません。

塗装工事では安くて、お手軽ですが、限界があります。

悪くなった屋根材には、屋根リフォーム(カバー、葺き替え)という選択肢

を選んでいく事がお家を長持ちさせる秘訣となります。